こんにちは〜登録販売者 松尾です😃
まだまだ寒い日が続きますが、皆さんお体に気をつけてお過ごしください😊
今回は糖尿病患者さんのための食事療法をご紹介します!
まず、食事療法は糖尿病治療の基本となります。適正なエネルギー量の食事、栄養素のバランスがよい食事、規則正しい食事習慣、この3つがカギになります。毎日の食事内容や習慣をチェックして、問題があれば改善していきましょう。
何を食べたらいいの?
食事は炭水化物、たんぱく質、脂質の三大栄養素をバランスよくとることが基本です。適量のビタミン、ミネラルも忘れずに摂るようにしましょう。合併症がある場合は必要に応じて調節します。
食塩、コレステロール、飽和脂肪酸を摂りすぎないようにし、食物繊維を十分にとりましょう。
食品交換表に基づいて食事計画を立てましょう!
食品交換表では、食品を栄養素によって4群6グループと調味料に分類し、食品のエネルギー量80Kcalを1単位として表しています。
単位は1日のエネルギー摂取量または指示エネルギー量を80で割ることで得られます。たとえば指示されたエネルギー量が1600Kcalであれば、1600÷80で1日20単位となります。同じ表内で同じ単位の食品は、類似の栄養素で構成されています。その間で交換摂取することで、栄養素のバランスを保ちながら献立を多彩にすることができます。
糖尿病患者さんの外食時のメニュー選択のコツ
○素材に近いものを選ぶ(ハンバーグよりステーキ)
○定食方式を優先する(野菜炒め定食、刺身定食などで不足する野菜や魚介を補足)
○揚げ物を食べる時は、フライよりも天ぷら、天ぷらよりも唐揚げを選ぶ(衣が薄く脂質を控えらる)
○麺類と飯類を組み合わせるのは控える(血糖値を上げやすい)
○麺類はタンメンなど具沢山のものを選ぶ
○バーガー類はマヨネーズを使わないメニューを。照り焼きや魚系フライは要注意(脂質が多くカロリーが高め)
間食の量や適した食品を知りましょう
基本的には間食しないことが望ましいですが、工夫することで楽しむこともできます。
○間食に適した食品はくだものや牛乳(1日の指示単位の範囲内で摂取)です。
○清涼飲料水やお菓子に使用されている砂糖(ショ糖)は、消化吸収が早く血糖値が急速に上昇し糖尿病にとって好ましくありません。清涼飲料水の摂取は控えましょう。
○代替甘味料を使用した食品の摂取については主治医、管理栄養士に相談しましょう。
食事療法を長続きさせるために
食事療法は毎日の積み重ねが重要です。失敗してもくじけず根気よく続けましょう。わからないことや困ったことがある場合は、問題を放置せずに主治医や管理栄養士に相談することが大切です😉👍
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ご興味がございましたらぜひスタッフまでお声がけください😃