こんにちは、薬剤師の和田です。
前回は大豆ミートでミートソースを作りましたが、その後麻婆豆腐やドライカレーを作ってみました。
どれも大豆を感じさせられない仕上がりでした。
大豆ミートを利用するいい点は、体にいい成分を取り入れることの他に、地球にも優しいのです。
大豆ミートは「プラントベース」に使われている食べ物の一つです。
「プラントベース」とは?
植物由来の食べ物を中心に考える食生活のことです。
食糧危機を防ぎ、持続可能な社会のために、なるべく植物性食品で食事を組み立てようという考えです。
動物性食物を作ると、地球に負担がかかります。
・家畜の飼育に必要な土地の取得に森林伐採が行われる
・飼料には化学肥料や農薬などが使われる
・家畜のゲップやおならから出るメタンガスは温室効果を加速させる
なので、動物性食物の代替えになる豆類は家畜の飼料として使うよりも、直接人間が食べたほうが地球全体のエネルギー消費として効率がいいため地球に優しいと言われています。
似た言葉で「ベジタリアン」「ヴィーガン」がありますが、違いは動物性食物を摂取する割合です。
「ヴィーガン」は動物性食物をすべて排除する食生活
「ベジタリアン」は一部の動物性食物を許容しながら、動物性食物を排除する食生活
「ベジタリアン」や「ヴィーガン」のような食生活は無理でも、「プラントベース」なら取り入れやすいですね。
地球を意識して、野菜・果物・全紛穀物・ナッツ・種子・豆類から作られた食品を選んでみようと思いました。
次はオーツミルクと言うオーツ麦から作られた牛乳の代替え品を飲んでみたいと思っています。