季節のお菓子

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こんにちは〜 

登録販売者の松尾です。
今年は例年に比べて関東甲信の梅雨入りが遅れていますが、暑い日があったりじめじめした日があったりと梅雨を感じさせる時期になりましたね 
体調を崩しやすい時期なのでお体に気をつけてお過ごし下さい 
今回はお茶のお稽古で頂いた季節のお菓子についてご紹介したいと思います!
3月 引千切(ひちぎり)
引千切とは、ひな祭りのご当地和菓子で京都では定番の上生菓子です。その形はよもぎ餅を丸くし、ひしゃくの形に整え、その上に赤や白の餡やきんとんを乗せます。
最大の特徴は台になっているひしゃくの柄が引きちぎった形になっています。
また、カラフルな色合いも特徴的で、基本的に使用される色は赤・ピンク・緑・白です。
これは菱餅に使用される色と同じで意味合いも同じです。京都では、ひな祭りの時になると和菓子屋の店頭に引千切が多く並び、人々に親しまれています。
よもぎの優しい香りと甘さ控えめな餡が春の訪れを感じさせてくれます 
4月 佐保姫(さほひめ)
奈良市北郊、京都府との境の丘陵地帯を奈良山といい、その一部、奈良の都、平城京の東方は佐保山と呼ばれていました。
古来では、方角を四季に例えると東は春にあたることから、この佐保山には春を司る女神、佐保姫・佐保神がいるとされていました。この美しい名前を借りて作られたのが春らしい葛羊羹です。
桜花の塩漬けを用いてほんのり塩味がアクセントになっています。口の中に広がる桜の香りが、春を満喫させてくれるお菓子です 
5月 花菖蒲(はなしょうぶ)
花菖蒲のねりきりです。あやめ、菖蒲、カキツバタ。
どれも同じように思いますが、それぞれ特徴や生息地が違います。
あやめ→草原に生息。花弁の根元が白と黄色、網目模様がある
花菖蒲→あやめを園芸用に改良した植物 花弁の根元が白と黄色、模様なし
菖蒲→湿地や湿原に生息。サトイモ科
カキツバタ→湿地に生息。花弁の根元が白一色、模様なし
見分け方のポイントは花の付け根です 
花菖蒲のねりきりに出会うまではそれぞれの違いを全く知りませんでした。こういった季節のお菓子から学ぶことも多く、知ってから頂くとより一層美味しく感じられますので、ぜひ皆さんにも味わって頂きたいです 
先月、ライフ薬局の駐車場にカーポートを設置しました。

雨風が強い日、車でお待ちの時にぜひご活用下さい 
また、ライフガーデンに新たにラベンダーを植えました!!
これから咲くのがとっても楽しみです 
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