さば缶

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こんにちは、薬剤師の和田です。
今週は薬局へ行こう!ウィークです。
薬局へお越しいただいた方にくじを引いて頂いていますが、もうひかれた方はどんな物が当たりましたか?
私が注目しているのはさば缶です。
水煮缶と味噌煮缶が1個ずつ当たります。 

さば缶は、さばを生のまま缶に詰めて熱処理されているため栄養素ごと閉じ込められています。
なのでさば缶を食べるときは汁も捨てずに食べましょう。
開けてみると結構入っています。190グラム入りです。

ライフ薬局で扱っているさば缶は減塩タイプなので、水煮缶では通常(塩分1.8g)よりも少なく塩分1.2g、味噌煮缶では通常(塩分2.2g)よりも少なく塩分1.1gとなっています。

気になるさば缶に含まれる栄養素です。 

EPA
 
EPAは、高い血小板凝集抑制作用により血栓をつくらせないことで血流をよくして、心筋梗塞などを予防する効果があります。

DHA
 DHAは、脳神経を活性して記憶力の向上の効果があります。

*EPAとDHAには、善玉コレステロールを増やしてくれる働きもあります。

カルシウム
 さば缶にはさばが骨ごと詰められており、柔らかくなっているため丸ごと食べられます。
 骨には多量のカルシウムが含まれていて、骨の密度低下を引き起こす骨粗しょう症の予防にもなります。
 カルシウムは生のさばより40倍も多く含まれています。

ビタミンD
 ビタミンDにはカルシウムの吸収を助ける役割があります。 

缶詰の中に栄養がギュッと詰められているんですね。

さばはお味噌と一緒に食べると、イソフラボンによるカルシウムの吸収、サポニンによる脂肪燃焼アップの効果が期待できます。
さばの味噌煮は美味しいだけでなく健康への効果もあるんですね。

今回私が購入したのは水煮缶なので、お味噌汁にして食べてみました。
少し臭みがあるのでしょうがも一緒に入れてみました。

さば缶を当てた方、ぜひ味わって召し上がって下さい!

ちなみに、さばの旬は秋から冬です。旬の時の方が脂がのっていて栄養価も高いです。
缶詰の製造年月日を参考に、製造月が秋から冬の缶詰を選ぶといいそうです。
(今置いてあるさば缶は2月です)

くじ引きは7日(金曜日)までやっています!
まださば缶残っているかもしれません。
ぜひ挑戦してください!

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