こんにちは。薬剤師の和田です。
子供の頃は楽しみだったおやつ(間食)が、年を取ってくると体のことを考えて楽しみだけではなくなってきました。
太ってしまう、血糖値が上がってしまうなどの理由で我慢と食べたい気持ちの戦いです。
でも、間食を我慢してご飯を食べるとカロリーの高いものや糖質の多いものをつい食べ過ぎてしまいます。
それは空腹な体が欲しているからです。
ご飯やパンを早食いすると血糖値が一気に上がって早く下がります。血糖値が下がると空腹を感じるのでまた食べたくなってしまいます。
ところが程よい間食を取ることによって、食事をゆっくり、ドカ食いすることなく食べられるようになります。
つまり、早食い、ドカ食いをしないためには、間食してもいいようです。
間食がいいと言っても200キロカロリー以下が目安です(食事制限されていない方)。
満腹感が得られる噛み応えのあるものがお勧めです。
噛み応えがあり、食物繊維が豊富で消化に時間がかかるため満腹感を感じやすい
*ゆで卵
1個のカロリーが90カロリーで血糖値を上げることなく、黄身まで固くゆでたものだと腹持ちがいい
*ヨーグルト
ドライフルーツと一緒に食べればドライフルーツの糖分で満腹感を感じやすくなり、ヨーグルトが腸の動きをよくして代謝が上がる
*フルーツ
特にお勧めはビタミン、食物繊維が豊富なキウイ。リンゴ半分くらいの糖質なら血糖値を上げることもないようです
*甘いお菓子
カカオ70%以上のビターチョコレートなら1/4枚、小さめのシュークリーム1個
これらは一部ですが、おやつを上手に選んで罪悪感なしに間食をして、食事をゆっくりおいしく頂きたいですね。