~1月11日~

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こんにちは 
今年のお正月は比較的に暖かいお正月でしたが、
冬らしい寒さになってきました。
今年もよろしくお願いします 
事務の鈴木です 

お正月休み、みなさんはどうお過ごしでしたか?
子供たちの保育園では1月4日の始園日に毎年「かるた大会」があります。
昨年は2枚しか取れず悔いが残ったようなので休み中は大会に向けてかるた取りの練習をしていました。
始めは子供相手なので手加減をしていましたが、最後の方は大人げなく本気でカルタ取りをしていました。取り合いになり、負けたりして泣いていましたがカルタ大会では悔いが無く頑張れたそうです 

今日は1月11日、みなさんもご存知の通り鏡開きの日ですが、
「塩の日」でもあるそうです 

永禄10年(1567年)、今川氏との同盟を破棄して東海方面へ進出を企てた武田信玄ですが、それに怒った今川氏が北条氏とともに、武田側に塩が入らないようにしました。
領民が塩を取ることができず困っていたところに、長年敵対関係にあり武田信玄のライバルとして知られる上杉謙信から越後の塩が送られ、
1月11日に武田信玄の領地である松本藩領(現在の松本市)に到着したことから、このことを記念して、この日に塩市(現在のあめ市)が開かれるようになったといわれています 

この出来事は「敵に塩を送る」という言葉の由来ともなっており、敵対関係にある相手でも相手が苦しい時には助けるという意味で使われています 

今日は塩の日にちなんで塩分についてご紹介したいと思います。

世界的に見ても、日本人は塩分の摂取が多いことで知られています 
私は妊婦の時に浮腫みがひどかったのでそれから減塩を心掛けていますが、味噌を減塩味噌にしたり、塩を減塩の物にしたぐらいです 

塩分の過剰摂取は高血圧などの生活習慣病の引き金のひとつです。

●日本人は1日にどのくらいの塩分を摂っている?

日本人の成人の塩分摂取量は1日平均10.2g
(男性11.1g、女性9.4g)です(平成25年国民栄養調査)。
『日本人の食事摂取基準(2015年版)』では
男性1日8.0g未満、女性7.0g未満を目標としていますから、
塩分を摂りすぎているのが現状です。


高血圧予防の観点から、
男女ともに塩分摂取量1日平均6.0g未満を目標に掲げています。


●日本人の塩分摂取が多い理由は?

①伝統的に日本人は塩分が多い食事を好む嗜好性が強いからです。
日本食に使われる醤油や味噌には塩分が多く含まれています。

②加工食品の摂取が増えたことです。
加工食品には保存と味付けのために多くの塩分が使われています。
しかも調理の過程で、塩分(ナトリウム)の排泄作用があるカリウムが失われているので、体内に塩分が蓄積しやすくなります。

●塩分の摂取が過剰になるとどんな害がある?

高血圧以外にもさまざまな悪影響が出ます。

いちばん影響を受けるのは血圧です。
塩分を摂りすぎると血管の抵抗が高くなり、血圧が上がりやすくなるのです。
高血圧だと血管が傷み、
心血管疾患(心肥大や心不全などの心臓病)、
脳血管疾患(脳梗塞などの脳卒中)などが起こりやすくなります。

腎臓の機能が低下する腎不全のリスクも上がります。
腎臓は塩分を排泄する臓器ですが、塩分摂取が多すぎると腎臓の負担となるからです。
また、尿路結石、骨粗しょう症、胃がんの誘因にもなります。

この他、塩分の過剰摂取は自律神経のうち交感神経を興奮させたり、有害な活性酸素による酸化ストレスを増大させたり、血糖値を下げるインスリンの効き目を落とすインスリン抵抗性を高めたりする生理的な異常を招き、メタボリックシンドロームなどのさまざまな生活習慣病の引き金となります。

●食生活における減塩のコツは?

8つのポイントを守り、塩分の多い食品と料理を控えます。

 ①新鮮な食材の持ち味を活かして薄味にする。
 ②ハーブ、スパイス、果物の酸味などを利用する。
 ③低塩の酢、醤油、ケチャップやソースなどの調味料を使う。
 ④味噌汁は具だくさんにし、汁気を減らして減塩につなげる。
 ⑤目に見えない塩分が隠れている外食や加工食品を控える。
 ⑥塩分が多い漬け物を控える。
 ⑦味付けを確かめてから調味料を使う。
 ⑧麺類のつゆを残す(全部残すと2~3g減塩できる)。

●減塩に役立つ栄養素は?

ナトリウムを排泄するカリウムを積極的に摂りましょう。

カリウムには塩分(ナトリウム)を排泄する働きがあります。
カリウムは野菜、果物、肉類、魚介類などの多くの食品に含まれていますが、調理のプロセスで流出しやすいので注意してください。
カリウムは細胞内部の細胞質に多く含まれていますが、煮炊きなどの調理をすると細胞質から外に抜けやすくなるのです。
野菜、果物、魚介類などで生食できるものは、加熱せずに食べた方がカリウムの摂取量が増えます。
この他、マグネシウムやカルシウムといったミネラルにも塩分の排泄を助ける働きがあります。


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