連日の猛暑で体力を奪われている今日このごろです
今年の夏は、息子の全国大会で北海道に行って来ましたが、北海道も暑かったです。
朝晩は涼しく、湿気はなかったのでジメジメ感はなかったのですが・・・
今回は『貧血』をテーマにしたいと思います。
皆さんは、失神や立ちくらみが起きたり、ひどい時には、息切れや動悸などがおきた事ありませんか?
貧血のつらさの正体は、血液が少なくなることで体内に酸素がうまく運ばれない「酸欠状態」になることです。
体の酸素が少なくなると、このような症状がでてきます。
・脳が酸欠になると・・・
失神や立ちくらみ、めまいなど、立っていられない状態になります。
・心臓が酸欠になると・・・
息切れ、動悸、胸痛など、息苦しさを感じます。
・筋肉が酸欠になると・・・
肩こり、だるさ、疲れやすいなど、肉体的な疲労を感じます。
貧血の応急処置は《安静》《ゆるめる》《温める》と覚えておくとよいでしょう
不足の原因は?
・摂取不足
バランスの悪い食事、ダイエット、偏食
・必要量の増加
思春期、妊娠、出産、授乳
・喪失量の増加
月経、病気(潰瘍、ガンなど)
食事のポイント
・食事は、1日3食規則正しく食べ、偏食・減食・欠食をなおしましょう。
・毎食、主食・主菜・副菜などを組み合わせ、栄養素をバランスよくとるようにしましょう。
・鉄分を十分にとりましょう。
ヘム鉄
・肉類(レバー・牛モモ肉・豚モモ肉など)
・魚介類(カツオ・マグロ・サンマ・カキ・アサリ・ひじき・煮干など)
非ヘム鉄
・野菜(ほうれん草・小松菜など)
・豆類(納豆・木綿豆腐など)
・フルーツやナッツ類(プルーン・レーズン・いちじく・くるみ・カシューナッツなど)
※非ヘム鉄は、体内への吸収が悪いのですが・・・
ビタミンCやたんぱく質を多く含む食品と一緒に摂取すると、「ヘム鉄」に変化します。
ビタミンCやたんぱく質は鉄の吸収をアップさせる栄養素なんです!!!
飲み物では、コーヒー・紅茶・緑茶に含まれるタンニンは鉄の吸収を妨げます。
貧血気味の時には、飲むのを控えましょう。
まだまだ暑い日が続きますが、体調管理をしっかりしてこの夏をのり切っていきましょう!