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こんにちわ 薬剤師の安藤です。
暑さも厳しくなってきましたね 皆さま、熱中症対策はできていますか？
暑い日が続いていますが、毎週末、うちの息子たちはサッカーに励んでいます 
そして私も毎週テニスに励んでいます 室内ですが、無風のため、夏はかなり過酷です・・・。
夏のスポーツといえば、熱中症対策ですね。
なぜ熱中症になるのか？原因を知っておきましょう。
熱中症とは？
熱中症とは、高温多湿な環境で、体内の水分や塩分のバランスが崩れるなど、私たちの身体が適応できないことで
生じる症状の総称です。
熱中症は、軽症のうちは水分補給をすれば改善しますが、重症になると、救急車を呼ぶ必要もあります。
熱中症のメカニズム
私たちの身体には、身体の熱を作る働きと身体の外に熱を逃がす働きがあります。
この２つの働きのバランスが崩れると、熱中症になります。
体温が上がると、身体の表面に血液を送ったり、大量の汗をかくことで、熱を逃そうとします。しかし、大量の
汗をかくことにより体液不足となり、脱水状態になります。この脱水症状が続くと、熱中症の症状がみられるようになります。
熱中症の症状と段階
軽 ・めまい、失神、筋肉痛、筋肉の硬直、手足のしびれ
・気分の不快、汗が止まらない
中 ・頭痛、吐き気、嘔吐、体だるい（倦怠感）、虚脱感
重 ・意識障害（呼びかけに反応しない、おかしな返答をするなど）
・手足の運動障害（真直ぐ走れない、歩けないなど）
・体温が高い、皮膚の異常
熱中症になってしまったら
熱中症の３つの対処法
１ 涼しい環境へ避難
風通しの良い日陰や冷房のきいている部屋に移動しましょう。
２ 脱衣と冷却
衣服を脱がし、身体から熱が逃げるのを助けます。体温が高い時は、皮膚や衣服の上から水をかけるのも有効
です。
３ 水分補給
冷たい水を飲ませます。
吐き気をもよおす場合は無理に飲ませず、医療機関への連絡が必要です。
塩分も含んだ水分補給
汗は効率よく身体の中の熱を逃がし、熱を下げることができます。汗には、電解質が含まれており、汗をかくと、
水分だけではなく電解質（塩分）も失われます。
汗をかいた時に、水だけ飲んで塩分を補充しないと、身体の中の塩分が不足してしまいます。
塩分は筋肉の収縮を調整するので、塩分不足により筋肉のけいれんを引き起こすことがあります。
糖分も大切
塩分と同時に糖を少し含んだ飲料がおすすめです。それは、腸管での水分の吸収がよくなるからです。
主要な糖であるブドウ糖と塩分が同時にあると速やかに吸収されます。そしてそれらに引っ張られ水分が吸収されるというのがそのメカニズムです。
経口補水液の作り方
・砂糖 ８０ｇ
・塩 ６ｇ
・水 ２Ｌ
・レモン汁 ３０ｍｌ程度
自宅での手作りでもいいですが、ライフ薬局では経口補水液ＯＳ－1を販売しております。
さてさて、余談ですが、昨日、患者様からりっぱなゴーヤをいただいたので先週に引き続きゴーヤ料理を作ってみました。
ゴーヤの肉詰めです チリパウダーとレッドペッパーを加えたのでスパイシーな味になって、夏のビールと相性ばっちりでしたよ
皆さま、熱中症には気をつけて、暑い夏を乗り切ってくださいね