日本人にいちばんなじみやすい西洋ハーブ

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こんにちは~
事務の武田です  

ライフ薬局で栽培しているハーブもすくすく育っています 

皆さんはチャイブというハーブをご存じですか?
簡単にご説明すると、葉を料理の風味付けやアクセントに利用するハーブで、感覚としては薬味に近いです。薬味としてなじみの深いアサツキは、日本原産でチャイブの変種です。

こちらがアサツキ

ん~
見た目はほぼ同じですねwww

チャイブの花が咲いたので今回はチャイブについてご紹介したいと思います(´∀`)/

        ★チャイブの起源・由来★

チャイブは北半球の温帯から寒帯にかけて(ヨーロッパ、アジア)の原産で、ユーラシア大陸や北米に広く分布しています。

チャイブの学名について、属名Alliumはラテン語で「匂い」を意味するalereに由来し、種schoenoprasumはギリシャ語で「イグサ」を意味するschoinosと「ニラネギ」を意味するprasonを合わせた言葉に由来すると言われています。

中国では古代から料理や薬用に使用され、かのマルコ・ポーロも中国に渡って以来、しばらくこのハーブに夢中だったそうです。中国では、植物の中の宝石とも言われていました。

花言葉は「柔軟性、忠実、素直」です。

      ★可愛いピンクのネギボウズ★

チャイブは一本で生えていることは少ないため、複数形で「チャイブス」とも呼ばれます。

春には可愛いピンクのネギボウズをつけ菜園に彩りを添えてくれるチャイブは、西洋アサツキの別名があるように、料理の名脇役として大活躍するハーブです。

         ★チャイブの効能・効果★

チャイブにはビタミンCや鉄分が豊富に含まれており栄養価が高いことから、貧血の予防によいと言われています。
また、このハーブには食欲を増進し消化を助ける作用もあり、食前・食後にハーブティーにして飲むと効果があります。風邪やインフルエンザなどにも有効で、諸症状を抑えてくれます。

            ★チャイブの特徴★

チャイブは半日陰でも丈夫に育ち、水はけがよくやや湿り気のある肥沃な土壌を好みます。高さ20~40㎝ほどに生長し、初夏には先端にピンク色の丸い花を咲かせます。

花を咲かせた後は葉が堅くなってしまうため、葉の収穫は花がつぼみのうちに早めに行うとよいです。

チャイブは他のネギ類に比べて風味がマイルドで、和・洋・中どんな料理にも合うハーブです。

そんなチャイブの特徴を生かしてホタテのソテーチャイブソースを作ってみました!
【用意する食材】

生ホタテ 3枚バター 10〜15g
白ワイン 大さじ3
塩 少々
チャイブ 適量

1 材料を準備 生ホタテはよく洗い、ワタのうちの黒い部分は除く

2 チャイブを微塵切りに。青ネギより香りが弱く、繊細な味わい。

3 フライパンにバターを溶かし、ホタテを強火でソテー。塩を少々。

4 白ワインを加え、ホタテを返しながら、火を通す。仕上がり直前に微塵切りのチャイブをソースに合わせ、全体をよく和える。

5 皿に盛りつけ完成!!

チャイブの風味がホタテの甘さを引き立たせて美味しかったです 
代表的な使い方で、刻んだ葉をバターに練りこんだチャイブバターもあるそうですよ(゜∀゜)♪

以前、フェンネルバターを使って料理しましたが、ハーブはバターとの相性がいいということもわかりました。

簡単ですので、ぜひ試してみてくださいね   

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