脳と体に「最高の食べ方」
「最悪の食べ方」
医師が教える子どもの食事50の基本
赤坂ファミリークリニック院長
東京大学医学部附属病院 小児科医
伊藤 明子著
著者は子どもの食事を医学的な観点から研究
海外の論文から日々最新の情報をアップデート
天皇陛下や歴代総理、米大統領の同時通訳を務めていたが、
2児をもうけた後に、40歳で医学部を受験し、医師になる異色の経歴
メディアやネット上で、毎日のようにいろいろな健康情報が飛び交いますが、
この一冊はまさに子育ての教科書いやバイブルです
50の基本、10の超基本+すぐにできる30の基本+もっと知りたい10の基本
にQ&Aや悩みに効く簡単レシピ&チョイ足しアイディアと盛沢山
いくつかご紹介すると
1.毎朝、卵を1個食べる
・朝食にしっかりたんぱく質をしっかり摂ると周りの人に優しくなれる
※たんぱく質は、筋肉や骨、皮膚のもとだけでなく、抗体やホルモンの
もとになる大切な栄養素
2.鮭、いわしでビタミンD活
・日本人が大半不足しているビタミン
・免疫に深く関与、感染症の発症リスクは3倍以上
・アレルギーやがんになりやすいとの報告あり
・脳機能やうつと関連している
3.肉と野菜で鉄を摂る
・不足すると、疲れやすい、めまい、息切れ、朝起きられない
・記憶力や情報処理速度の低下、いらいら、気力の低下
・キズが治りにくい
4.毎日すりゴマを大さじ1杯
・カルシウム・鉄・亜鉛が豊富
・ごまに含まれるセサミンは抗酸化力が高く、脳・皮膚のほか、全身に有用
・亜鉛は情緒・メンタル面でも重要な役割
※情緒面や心の悩みのある子どもは亜鉛不足の結果がでることが多い
5.米を炊くときは、雑穀を混ぜる
・食物繊維が豊富、日本人のほぼすべての年齢層で不足している
・食物繊維は免疫に重要な役割を果たす
※免疫の7割は腸で働く、子どもの頃から摂取の習慣は一生の健康につながる
6.毎日食べたい、きのこと海藻
・食物繊維が豊富
・きのこのβグルカンは免疫を活性化する
・総合的な栄養価で見るとしいたけがおすすめ
※皮膚腸相関:腸の状態が悪いと皮膚に反映され、
皮膚の状態が悪くなると腸の状態が悪化する
7.しらす干し、ちりめんじゃこを大さじ2杯
・日本人はカルシウムが不足している
・しらす干し、ちりめんじゃこ、小女子はカルシウム
とビタミンDの両方を含む効率的な食材
・カルシウムを摂取してもビタミンDが不足していると意味がない
8.かつお節をトッピング
・たんぱく質、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれる
・EPA(イコサペンタエン酸)も豊富
※判断力、情緒、気分を高めるだけでなく、皮膚の乾燥を防ぎ、
炎症を抑え、血管を丈夫にする作用あり
目から鱗の情報が50個、+悩み別子どもの食事処方箋
は具体的なケースについてのアドバイスです
きっと参考になると思います
また、子どもだけじゃない、大人にも十分通用する知識です
我が家では子ども達は鮭が大好きです
たんぱく質、ビタミンDをしっかり摂ってもらい
元気に過ごしてもらいたいです
そんな我が家に今月救世主現る
カインズ神栖店にて購入(入荷待ちしました)
電子レンジで魚(肉も)焼けちゃう、魚焼きグリルを
使わなくてOKになりました
冷凍鮭を、600Wで8分間 朝から鮭が食べられます
お弁当作り時も便利ですね
レンジで楽チン 大判蓋付きセット 1980円(税込)
他社品もありますが、1万円以上する商品も多数あります
料理男子のマストアイテムです
今後レシピを増やしていきたいと思います
今回もライフ薬局ブログをご覧頂きありがとうございます
ライフ薬局 伊東 正広