薬剤師の伊東です
今回も本の紹介をさせて頂きます
60歳からは薬を5種類以下に減らしてボケない脳になる!秋下雅弘(あきした まさひろ)
東京大学大学院医学系研究科 老年病学教授医学部付属病院老年病科科長日本老年医学会理事長
・認知症予防や減薬に関する一般書籍、 老年病や高齢者の服薬支援に関する専門書など 著書多数、老年病学の第一人者
・年齢を重ねるごとに増えていく薬 日本では75歳以上の方の4人に1人が 7種類以上の薬を内服
・6種類以上内服すると副作用の発現頻度は5%上昇
・5種類以上の薬を2年間にわたり内服すると 3〜4種類内服にと比較し転倒の頻度が 2倍に増加する
・副作用リスクの境界線は5種類と6種類の 間にある
本書ではポリファーマシー(たくさんの薬をのむことによって起きる副作用)対策を紹介しています
中性脂肪、骨粗鬆症、便秘、夜間頻尿、認知症対策で減薬のコツを紹介
また、かかりつけの薬局・薬剤師を持つことでお薬を一元管理をすることを勧めています
是非、かかりつけ薬剤師制度をご活用頂ければと思います
簡単に、かかりつけ薬剤師は
1 異なる病院の薬をまとめて把握し、副作用や相互作用 などのリスクにいち早く対応する
2 24時間いつでも連絡が取れて、在宅医療の時も引き続き サポート
3 医療機関、ケアマネージャー、ヘルパー、などと連携が 整っている
などの対応をしています
是非、知って頂きご活用頂きたいです
また、ライフ薬局では残薬バックをお配りしています、文字通り残薬を持参頂く袋になります
お持ち頂いた残薬を整理させて頂く中で、医師に現状報告、服用方法や代替薬についてご提案することもございます
薬のことでお困りのことは、かかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師にご相談頂ければと思います
本はライフ薬局待合スペースの本棚にありますので、手に取ってみてください、貸出もしています
今回もライフ薬局ブログをご覧頂き、ありがとうございます
ライフ薬局 伊東正広