ヨーグルトで「腸活」

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こんにちは、薬剤師の石原です。

新型コロナウイルスはまだ収束に至りませんが、3月21日に首都圏を対象とする緊急事態宣言も解除され、ライフ薬局のある茨城県では、3月21日から4月10日まで、茨城県まん延防止警戒期間となりました。

季節も良く、気も緩みそうですが、感染のリバウンドが起きないよう、今まで通り注意して過ごしましょう。


さて、我が家では、ヨーグルトによる「腸活」を始めました。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、炭水化物などの糖を消費して乳酸をつくる細菌の総称で、腸内にすむ細菌のバランスを整えることによりおなかの調子を整えます。

他にも、免疫機能の向上や、中性脂肪・血中コレステロール値の低下、アレルギー疾患の改善といった機能についての研究結果が報告されています。


乳酸菌には色々な種類の株があり、それぞれで効果が研究されています。自分に合った乳酸菌を摂るのもお勧めです。


ちなみに、乳酸菌が主に小腸で乳酸を作るのに対し、ビフィズス菌は大腸で乳酸に加えて酢酸を作ります。酢酸は、強い殺菌力があり、大腸菌などの悪玉菌の繁殖を抑えたり、大腸の粘膜を保護したり、腸内環境を整え、悪玉菌が有毒物質を作り出すのを防ぎます。


ビフィズス菌BB536:整腸作用、免疫力強化、大腸炎改善、花粉症やアトピー性疾患などアレルギー症状の緩和

カゼリ菌SP株:内臓脂肪減少、メタボ予防

LB81:便秘予防、肌荒れ改善

LG21:胃腸機能改善、整腸作用

ラブレ菌:免疫力強化、整腸作用

クレモリスFC株:便秘予防、免疫力強化、肌荒れ改善、血糖上昇抑制、アレルギー緩和

など。


ヨーグルトのお勧めの摂り方です。

辨野 義己(べんの よしみ)先生の「究極の美腸ドリンク」を参考にしました。

材料(2人分)

プレーンヨーグルト 300

豆乳(成分無調整) 100L

バナナ 1本

抹茶、はちみつ 適量

材料をすべてミキサーにかけてできあがり。

朝晩、食事中か食後に飲むと効果あり。

なお、我が家では豆乳の代わりに、アーモンドミルクを使用しています。

アーモンドミルクとバナナは食物繊維、はちみつは乳酸菌のエサになるオリゴ糖、抹茶は免疫力をアップさせるカテキンを含みます。ヨーグルトからはカルシウムも補えます。

簡単で美味しいので続いています 

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