こんにちは、薬剤師の和田です。
年を越してぐんと寒くなりました。
寒い日はゆっくりお風呂に浸かって温まりたいです。
普段入浴剤は使わないんですが、炭酸ガスを発生させる入浴剤を自作できると知って試してみました。
炭酸ガスの入浴剤とは炭酸ガスの血管拡張作用を利用したものです。
入浴剤が湯に溶けると炭酸ガスが発生します。
炭酸ガスが皮膚から吸収されて血管を拡げます。
血管が広がると血圧が下がり、血流量が増えます。
体の表面の温まった血液が全身に運ばれ、体の芯まで温まります
なお、血流量が増えると全身の新陳代謝が促進され、疲れや痛みが緩和する効果もあります
皮膚から吸収された炭酸ガスは肺から呼吸とともに体外へ排出されて体に蓄積されることはないそうです
材料
重曹(食用):30g
クエン酸(食用):15g
水(霧吹きに入ったもの)
作り方
1.重曹とクエン酸をビニール袋の入れて混ぜる
2.霧吹きで少し水を入れてさらに混ぜる(入れすぎると反応して泡が出てしまう)
3.混ざったものをラップで包み固める(クッキーの型に入れてもいい)
4.乾燥させる
この入浴剤をお風呂に入れると泡が出ますが、泡には効果はなく、入浴剤が溶けたお湯に効果があるので、溶けたら10~15分くらいつかると効果的です
とても簡単に作れるので、この冬は炭酸ガス入浴剤で体を温めて乗り切りたいです。