ライフ薬局の伊東です。
今回も今一番気になる本をご紹介します
心の健康に不足しがちな栄養素は
タンパク質(タ)、食物繊維(シ)、鉄(テ)、葉酸(ヨ)
だった!
うつぬけごはん
国立精神・神経医療研究センター/精神科医
功刀 浩(Hiroshi Kunugi)監修
心を傷つける偏った食生活をしていませんか❓
心の栄養素「タ・シ・テ・ヨ」をしっかり補給して
のメッセージ、写真、図解、レシピ、チェックリスト
を駆使してわかり易く紹介した1冊
◎タンパク質
・タンパク質はやる気や幸せを感じる脳内物質
(セロトニン、ドーパミン)の材料
・心を元気にする働きを持つアミノ酸の代表格が
トリプトファン、チロシン、メチオニン、
・トリプトファンは精神を安定させるセロトニンや
睡眠を誘発するメラトニンの材料
◎食物繊維
・腸は第二の脳、腸内環境を整えると脳も正常化し、
うつ病の予防や症状の改善につながる
・腸内環境を改善するとストレスに対応する力も上がる
・水溶性食物繊維は海藻やこんにゃくなどネバネバした食品に多い
・不溶性食物繊維は豆、芋、きのこなどボソボソした食感の
食材に多く含まれる
◎鉄
・鉄が不足すると脳の神経伝達物質の合成がうまくいかなくなり、
うつ症状があらわれることがある
・鉄が不足するとぼんやりしたり、イライラ、気分が
落ち込んだり、しがちになる
・鉄を補給するには、肉類に含まるれるヘム鉄の吸収率が良い
◎葉酸
・葉酸は鉄と一緒になってセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリン
といった心の病気と密接に関わる脳の神経伝達物質の合成に関わる
・葉酸は調理や長期保存で破壊されやすく、アルコールによって
吸収が阻害される
・葉酸は血液を造る働きがあることから、妊婦さんや
妊娠を希望する人に必要なビタミン
その他 ビタミンD、マグネシウム、亜鉛、EPA・DHAなど
心に必要な成分についても解説もあり学びのある一冊です
私のお節介で、本は来局した方で「これは」と思うと無理やり
持たせてしまいます。薬局のコミュニケーションスペースの
本棚にない時は気軽にご予約ください
それから6月に仕込みました梅酒が完成しました!(◎_◎;)