こんにちは、薬剤師の石原です。
新緑の美しい季節になりました。
今年もこの時期、我が家の庭のバラが満開です。
過ごしやすい時期ですが、朝晩の寒暖差には気をつけてください。
さて、これからの季節にお勧めなのが森林浴です。
日経新聞の土曜版に「森林浴の効果的な楽しみ方」が掲載されていましたので、紹介します。
森林浴とは、自然に触れてストレスを減らすことで健康を保ち、病気の予防に役立てることです。
森林浴は、
・視覚で景色を楽しむ
・嗅覚で草木の香りに触れる
・聴覚で鳥、小川、滝の音に親しむ
・触覚で樹木や大地に触れる
・味覚で清浄な水などを味わう
ことで、五感が刺激され、自律神経が安定し、リラックスできるそうです。
森林では、脳の働きのうち、記憶や思考、感情をコントロールする部分の活動が抑えられ、気分が落ち着くことが分かっているそうです。
更に、樹木が発する成分「フィトンチッド」が免疫機能を高めることが確認されているそうです。
森林浴の効果は、人それぞれで、血圧の高い人は下がり、低い人は上昇するといった、体が本来健康な状態に向かう「生体的調整効果」と呼ばれる効果があるそうです。
この仕組みが解明されれば、生活習慣病の改善や予防に期待できます。
森林浴の効果を引き出すには、自分にとって何が心地よいのかを探すことが重要だそうです。
深呼吸、ストレッチ、瞑想、樹木に触れる、景色を楽しむなど、一番くつろげることを行うことでリラックス効果が高まるそうです。
また、日常でも、
・近隣の公園を散策する
・部屋に観葉植物や切り花を飾る
・無垢の木材の家具を置いて触れたりする
などでもリラックス効果があるそうです。
ということで、鹿嶋市には森林浴を楽しむ絶好の場所があります。
「鹿島神宮」です。
深い森がひんやりと気持ちよく、木々の緑、鳥のさえずり、樹木の香りを感じてきました。
風向きによっては、鹿の香りも