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こんにちわ 
医療の事務の山本です 
梅雨ですね!ライフ薬局のある神栖市も、わたしの住んでいる鹿嶋市もどんよりとした梅雨独特な天気が続いています 

ところで 
アトピー性皮膚炎のわたしは、この時期のジメジメのせいなのか季節の変わり目のせいなのか
肌がまたガサガサとしてきました痛い !かゆい !

かゆみは飲み薬で抑えるとして…
肌の状態をこれ以上ひどくすることなく、健康的な肌に戻すためにはどういったケアが必要でしょうか ?

①とにかく保湿!!!
アトピー性皮膚炎のヒトの肌は、セラミドという肌の主成分が健康なヒトの肌よりも少なくなっています。
セラミドは、肌のバリア機能などの主成分を担っています 
これが少ないために肌は乾燥しやすく、外部の刺激を受けやすい状態になってしまっています 

乾燥を防ぎ、刺激から守るバリアを作るために保湿はかかせないケアとなります!

入浴後の清潔な肌に、保湿効果のある軟膏やローションをたっぷり塗っていきます。
少しベトベトに感じるくらいがいいとのこと !
肌の表面をきちんとコーティングしてあげてくださいね 
セラミドの持つ肌のバリア機能の役割をはたしてくれます。

入浴後以外にも、少し肌が乾燥してるかも?と感じたらその都度こまめに塗っていくのもいいそうです 

塗った時にヒリヒリした痛みを感じたり、
塗った後に赤くなってしまうなどの症状がなければ
保湿剤は好きなものでOKとのこと 

好みの香りのボディクリームやローションを見つけて、ケアを楽しくするのと毎日続けていけますよね
私も最近お気に入りのクリームを見つけました!幸いなことに、痒くなったり痛くなったりもしていないので、しばらくお気に入りのクリームで保湿をしていこうと思っています!

②炎症がひどいところにステロイドも!
ステロイドを配合された塗り薬は、保湿剤のあとに塗っていきます。

ステロイドの副作用を心配されて、使用を控えてしまう方も多いかもしれません。
でもそれは適材適所 
肌の潤いを保ちたいところには、保湿剤を
炎症のひどいところには正しい量のステロイド配合の外用剤を
それぞれの持つ役割を十分に生かしてあげてください 

タイトルとブログ一番に貼り付けた画像の1FTU【finger tip unit】
※画像はNHKきょうの健康のホームページより
これは、大人の人差し指の先から第一関節まで出した軟膏の量を意味しています。
少し多く感じるかもしれませんが、実はこれがステロイド配合外用剤の適量なんです。

炎症のある肌をじっくり見てみてください。
湿疹が赤くなり掻き毟ってしまったせいで肌の表面はボコボコしていませんか?

あんまり多く使っても…と少ない量で塗ろうとすると、ついついグリグリと肌に塗りこんでしまいますよね

わたしもそうでした 
しかしグリグリと塗りこんでも、炎症を起こした肌に余計な刺激が伝わり、悪化することも!
ボコボコな肌を上から覆うようなイメージで、正しい量でやさしく肌にのせていく感じを意識してみてください 
ステロイド配合の外用薬には、強さがあります。
皮膚科などの病院を受診した際に、担当の先生が患者さまそれぞれの肌の状態をみて処方してくれます。
先生と相談しながら、徐々に保湿剤だけで済むような肌状態に戻していきましょう!

丁寧にケアを続けると、肌は健康な状態に戻ってくれます 
きちんとケアした努力が肌に現れていくので、目に見えて改善していくのはうれしいですね 

上記の内容は、『きょうの健康』で詳しく特集されています!
とても為になりました 
ライフ薬局内の後方にある本棚にきょうの健康のバックナンバーがあります。
お薬お待ちの際に、ぜひご覧ください。

梅雨があければ、肌の露出が多い季節がやってきます 
キレイな肌で楽しくレジャーやお買いものに繰り出したいですね !

わたしも健康な状態にもどすため、楽しく夏を過ごすため、頑張っていきたいと思います  

今回もライフ薬局エキサイトブログをご覧いただきまして、ありがとうございました 

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