こんにちは
事務の鈴木です
暑さもまだまだこれからという季節になりましたが、みなさんは何か夏バテ対策をお考えですか?
私はこの時期になると食欲がなくなるのですが、毎年欠かさず食べている物があります
それはゴーヤチャンプルーです。
初めは苦くて苦手だったのですが、慣れると苦味が美味しく感じられるようになり、主人も私も大好きな一品です。
さすがに2歳の娘にはまだ無理なようで、ゴーヤだけを残しています。
いつかゴーヤのおいしさに気づいてくれるといいのですが…
今回は夏バテ対策に「ゴーヤ(ゴーヤー)」を紹介したい思います。
沖縄の代表的な食べ物として注目されるゴーヤですが、暑い季節の活力源として知られ、全国に年間を通じて流通するほど人気が高まっています。苦味があるので好き嫌いがわかれますが、ゴーヤは栄養価がとても豊富です!
ゴーヤの栄養価
●ゴーヤのビタミンCは野菜では唯一、加熱に強く、トマトの5倍
●チャランチンとコロコリン酸は植物インスリンといわれ、血糖値の正常化に働いている
●サポニン成分のモモデルシンはコレステロールの低下作用
●種子に多い共役リノレン酸は、脂肪の吸収や蓄積を抑制
●カリウムは腎臓で塩分(ナトリウム)の排泄に動く
●カルシウムは体のph値調節に、さらにインスリン作用にも関与
●ビタミンCやBが、抗酸化や疲労回復、皮膚や粘膜を正常化
●鉄分と葉酸は、造血に働く(貧血を予防)
食物繊維 セロリの約30倍
ビタミンC レモンの約4倍
鉄分 ほうれん草の約2.3倍
カルシウム 牛乳の約14倍
おいしいゴーヤの選び方
イボイボにゴーヤの栄養と水分が詰まっています
●イボが密集しており、ハリとツヤがあるものを選びます。
●鮮やかな緑色でピカピカとしているものを選びます。
●イボの部分にたっぷりと水分を含んでいます。ずっしりと重量感のあるものを選びます。大きさの割りに軽いものは避けましょう。
簡単レシピ
材料(4人分)
ゴーヤ 1本
木綿豆腐 1丁
スパム 1缶(我が家では減塩20%のスパムを使用)
卵 3個
鰹節 ひとつかみ
酒 大さじ1
塩 小さじ1
作り方
1 ゴーヤは縦半分に切り、わたをスプーンで削げとり薄切りにします。水にさらします。
2 木綿豆腐は水気を切り、大きめに切っておきます。スパムも適当な大きさに切っておきます。
3 木綿豆腐を、両面しっかり焼き取り出します。
4 ゴーヤを油で炒めます。炒められたらスパム、木綿豆腐も入れます。
酒、塩で味付けをします。(スパムに味が付いているので塩加減はお好みで)
5 ときたまごを流し入れ、半熟で鰹節も投入し、ひと混ぜしたら、完成です。
☆レシピのポイント☆
ゴーヤの苦味が苦手な方は薄く切って水にさらすなどすると苦味が少なくなります。
塩もみすると苦味が減るという話もありますが、こちらの場合はかえって苦味が増えてしまいます。
(私はずっと塩もみしてました… )
また、ゴーヤに含まれるβカロテンは油で炒めると吸収率が格段にアップします(ビタミンAは脂溶性ビタミンのため)ですから、沖縄の伝統料理「ゴーヤチャンプルー」などは非常に栄養吸収の面でも優れた料理といえるでしょう
保存する場合、中の白ワタから腐り始めるので、種とワタを取り除いてから、水気を切って、ラップをして、冷蔵庫で保存します。
ゴーヤがこんなにすぐれた野菜だと思っていなかったので驚きでした
これからもおいしく頂きたいです
みなさんも夏バテ対策にゴーヤ料理を作ってみてはいかがですか?